10月16日・17日、IKENOBOYS・OBで現在アドバイザーを務める柿沢正一とIKENOBOYS馬場健が宮崎ブーゲンビリア空港のオアシス広場でパフォーマンスといけばなワークショップを行いました。
今回のパフォーマンスは「第35回国文祭・芸文祭みやざき2020」のプログラムとして開催された池坊宮崎県連合支部花展の企画で、IKENOBOYSの宮崎県での初めてのイベントになりました。
パフォーマンスでは、神話の国・宮崎ということで池坊の伝統的な花形である立花の松一色(まついっしき)と大作自由花をいけました。立花では神の依代としても使われてきた松について日本人の美感を解説。若松や老松、苔木にシャレ木など様々な松を使いながら一瓶の中に調和させる立花の美を表現しました。
大作自由花は、白樺や竹で大きな構成を作り、糸菊・ダリア・オンシジウムなどの花を加え、テーマ「天岩戸(あまのいわと)」を表現しました。天照大御神が外の賑わいを聞いて天岩戸から出てこられ再び世界が光を取り戻した神話から、花展の賑わいが明るい世相を導くようにとの思いが込められた作品になりました。
パフォーマンスは池坊の宮崎中央支部・日向橘支部の3名の方にアシスタントいただき、また、宮崎ブーゲンビリア空港のInstagramでライブ配信されました。
ワークショップは、バラ、スターチス、テマリソウ、ハランを使っていけばなを体験していただきました。花の向きや空間の取り方などいけばなの基本的な方法をレクチャー。両日とも満席で、いけた作品はお持ち帰りいただきました。
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